bps…bits per second(ビッツパーセカンド)
日本語だと「ビット毎秒」1秒間に何ビットの通信ができるかを表します。
データを相手に送る、データを相手から受け取る。このようなデータの送受信を行う通信のことを転送といいます。転送の速さを表す単位がbpsです。転送速度、伝送速度、通信速度、どれも同じ意味で使われています。
- ADSLは下り最大50Mbps
- LTEは受信最大150Mbps
- 光は下り最大1Gbps
【上りと下り】
自分からデータを相手に送る送信を上り
相手からのデータを受け取る受信を下り
といいます。
上りは遅く下りが早いのば特徴です。各種サービスの速度を表す場合は主に下りのスピードが表示されています。サービスのパンフレットなどをよく見ると、上りと下りのスピードが記載されていると思います。
【補助単位】
転送の速度を表すときにはビットを使います。どんなに桁が増えてもB(バイト)は使わないところがポイントです。データの量が多くなるほど桁が増えていきますから、KMGTの補助単位を使います。
1000bps=1Kbps
1000Kbps=1Mbps
1000Mbps=1Gbps
となります。先の例に当てはめて、下り最大50MbpsのADSLと下り最大1Gbpsの光を比較した場合、
50Mbps:1Gbps=50Mbps:1000Mbps
となりますから、光の速度はADSLの20倍速い!ということになりますね。
このように、インターネット回線やスマートフォンのデータ通信の速度を比較するときに必要なのがbpsです。
どんなに高性能のパソコンやスマートフォンを利用していたとしても通信速度が遅ければ快適にインターネットを使うことはできません。
あらゆる通信の場面でこのbpsという単位が出てきます。身近なところにもたくさんありますので探してみてくださいね。