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2019年8月18日日曜日

インターネット有線接続

有線接続の形態には次のようなものがあります。

  • 電話回線…アナログ回線・ISDN・ADSL
  • 光回線
  • CATV(ケーブルテレビ)
  • 専用線

【電話回線】
初期のインターネットは通話と同じアナログ回線が主流でした。電話とインターネット通信を同時に行うことはできず転送速度も50Kbps程度でした。
続いて普及したのがISDNです。デジタル通信となりアナログ回線に比べると通信速度が速かったのですが、ADSLの登場により流行は一時的でした。
ADSLは電話回線を使ってはいますが、通話には使用しない高い周波数帯域を利用することによって1つの回線で電話とインターネットの同時利用ができます。ADSLは現在でも光回線の利用できない地域などで使われています。

【光回線】
光ファイバーケーブルを建物に引き込んで使用する通信サービスです。
FTTH…Fiber To The Home
FTTB…Fiber To The Building
FTTN…Fiber To The Node
などの種類がありますが、FTTHは家庭用として、FTTBはマンション等の共用として、FTTNはケーブルテレビ等で使われています。試験対策としてはFTTHを覚えておきましょう。※ただし、ご家庭での契約などにはその他の方式も知っておいて損はありません!

【CATV】
ケーブルテレビの回線を利用した通信サービスです。通信の方式はケーブルテレビ会社が提供しているサービスによって異なりますが、一般的には同軸ケーブルモデムを利用したインターネット通信を利用できます。

【専用線】
通信事業者が提供する特定顧客専用の回線のことを言います。大企業の支店と本店を結ぶなど、独占的に利用できる回線です。コストが非常に高くなるため(数十万円~)個人や小規模な事業者には利用しにくいサービスです。専用線に類似する機能としてVPN(仮想プライベートネットワーク)があり、こちらのほうがコストを抑えることができます。